【7月10日 CGTN Japanese】6万5000トンの液化天然ガス(LNG)を満載した船舶がこのほど中国南部・広東省(Guangdong)深セン市(Shenzhen)の大鵬湾LNGハブ港で荷降ろしを終えました。これにより、同港でのLNG荷降ろし量は累計で1億トンを超え、同港は中国で初めてこの規模に達したLNG港となりました。

 推計によりますと、1億トンのLNGは気体の天然ガス1350億立方メートルに相当し、同じ熱量の石炭に比べて、二酸化炭素(CO2)3億5000万トン、二酸化硫黄(SO2)320万トン、煙塵(えんじん)167万トンを削減でき、7億本の植樹に相当するとされます。LNGの利用は、広東・香港・マカオグレーターベイエリアの環境保護と中国の「ダブルカーボン(カーボンピークアウトとカーボンニュートラル)」目標の実現に大きな意義を持ちます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News