【7月7日 AFP】ツール・ド・フランス(2022 Tour de France)は6日、第5ステージ(リールからアレンベル、157キロメートル)が行われ、イスラエル・プレミアテック(Israel-Premier Tech)のサイモン・クラーク(Simon Clarke、オーストラリア)が写真判定の末に優勝した。

 20キロの石畳区間が続く今ステージでは、クラークが最後に自転車を投げ出し、アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベール・マテリオ(Intermarche-Wanty-Gobert Materiaux)のタコ・ファンデルホールン(Taco van der Hoorn、オランダ)を僅差の2位に抑えた。

 チーム・ユンボ・ビスマ(Team Jumbo Visma)のワウト・ファン・アールト(Wout van Aert、ベルギー)は激しい落車があったが総合首位を維持。一方でチームメートのプリモシュ・ログリッチ(Primoz Roglic、スロベニア)は、連覇を狙うUTE(UAE TEAM EMIRATES)のタデイ・ポガチャル(Tadej Pogacar、スロベニア)から約2分遅れた。

 ポガチャルはこの日、51秒遅れの7位でフィニッシュし、優勝候補の中では最高の結果を残した。(c)AFP