【7月8日 Xinhua News】中国公安部は6日、中国の新エネルギー車(NEV)保有台数が1千万台を超えたことを明らかにした。同部の集計によると、全国のエンジン付き車両保有台数は今年6月末現在、4億600万台で、うち自動車は3億1千万台だった。エンジン付き車両の運転者は4億9200万人で、うち自動車が4億5400万人となった。新エネ車保有台数は1001万台で、自動車全体の3・2%だった。純電気自動車(BEV)は810万4千台で、新エネ車の80・9%を占めた。

 上半期(1~6月)の新規登録エンジン付き車両は前年同期比214万台(11・4%)減の1657万台。自動車1110万台のうち、新エネ車は110万6千台(100・3%)増の220万9千台で過去最高となり、自動車全体の19・9%を占めた。新規登録オートバイは108万台(25・4%)増の534万台だった。 

 自動車保有台数が100万台を超えた都市は81市あり、昨年同期から7都市増えた。うち保有台数200万台超の都市が37市、300万台超の都市が20都市だった。北京市は600万台、成都市、重慶市は500万台、蘇州、上海、鄭州、西安、武漢の各市は400万台をそれぞれ超えた。

 エンジン付き車両運転者4億9200万人のうち、自動車が4億5400万人で、全体の92・4%を占めた。1~6月の運転免許証取得者は1103万人。4月1日から実施されている「エンジン付き車両運転免許証取得・使用規定」に組み入れられている「小型トレーラー」運転免許証(C6)の取得者は16万人に達し、小型キャンピングトレーラーで旅行する人々のニーズがうまく満たされ、キャンピングカー旅行関連業界の発展を促進している。

 今年1~6月に新型コロナ対策の常態化により、各地の公安交通管理部門は業務のオンライン処理を引き続き全力で推進した。オンラインで行われた運転免許証や車検証の更新、臨時ナンバープレートの発行などは4456万件だった。(c)Xinhua News/AFPBB News