【7月7日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)の男子シングルス準々決勝で勝利し、自身初の四大大会(グランドスラム)4強入りを果たしたニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)が6日の試合後、暴行の疑いで出廷することになっている問題の影響を否定し、「最高のパフォーマンス」ができたと話した。

 キリオスは、暴行疑惑をめぐり8月に出廷することが数日前に明らかになったばかりだったが、この日クリスティアン・ガリン(Cristian Garin、チリ)を6-4、6-3、7-6(7-5)で下した試合後の会見で「正直言って全く影響はなかった」とコメント。

「もちろん(記事などは)目にしている。自分も人間だ。報道については読んでいるし、他の人から質問される」とした上で、「今やらなければならないことに集中するのは難しかった。きょうはウィンブルドンの準々決勝だったし」としつつも、「でも準備に影響は全くなかった。やましいことはないと自覚していたし、きょうは最高のパフォーマンスができた」と語った。

 キリオスは準決勝でラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)と激突する。(c)AFP/Dave JAMES