【7月6日 CGTN Japanese】「江永女書」は、中国中部に位置する湖南省(Hunan)江永県(Jiangyong)で専ら女性により用いられた、漢語の方言を表記する音節表音文字で、2006年に第1次国家級無形文化遺産に登録されました。4日に開催された湖南省第1回職業技能大会の開幕式で、江永女書の4代目伝承者である胡欣(Hu Xin)さんがこの独特な文字を披露しました。  

 女書の基本文字は約2000字あり、常用されるものは約500字です。江永県では、女性が方言で女書を朗読し、歌います。  

 女書が伝わる中心地域の江永県普美村に生まれた胡さんは、2000年に母親と姉と共に村の女書学堂に通い、その後、江永県女書生態博物館に勤務するようになりました。  

 かつて女性は、教育を受ける機会が少なく、多くは文字を読めなかったため、自分たちで文字を作り、絹の布に刺しゅうして友人間で伝え、互いに心が通じ合っていました。  

 胡さんの勤務先である女書生態博物館では定期的に、女書講堂を開催しており、毎年20万人超の観光客を受け入れています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News