【7月6日 CGTN Japanese】中国東部沿海地域に位置する山東港口煙台港西港区で4日、中国の第14次5カ年(2021~2025年)計画期間中に建設が進められた、中国初の2000万トン級石油パイプラインが稼働を開始しました。

 このパイプラインは中国国内初の港から製錬所に直通する公共原油パイプラインで、加熱と保温の機能を備えています。埠頭(ふとう)、タンクエリア、パイプラインの一体化運営を実現させたことで、貯蔵と輸送の効率がさらに高まりました。

 このプロジェクトには山東港口煙台港が単独で投資しました。総延長は370キロ余り、設計輸送量は年間2000万トンに達します。建設工事には1年5カ月がかかりました。パイプラインは河川82本や国道・省道・高速道路31本、鉄道路線13本を横切っています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News