【7月5日 CGTN Japanese】中国国家衛生健康委員会は5日に行った記者会見で、「健康中国行動」プロジェクトの実施状況と成果を紹介しました。発表によれば、中国人の平均寿命は77.93歳にまで延び、主要健康指標は中・高所得国家の上位水準に達したとのことです。「『健康中国2030』企画綱要」における2020年時点の中間目標は全体的に計画通りに達成され、2022年の主たる目標は前倒しで達成されました。

 中国では「健康中国行動」の実施により、健康を促進する政策システムが構築されました。また、健康知識を普及させ、合理的な飲食や健康と体力づくりが推奨され、喫煙や飲酒など健康に悪影響を及ぼすリスク要素が全面的に抑制されるようになりました。全国においてよく運動を行う人の割合は、現在までに37.2%に達しました。

 さらに、健康を保障する体系が拡充されつつあり、健康サービスの水準は引き上げられています。全国から報告があった職業病の新規発症件数は減少しつつあります。このほか、重篤(じゅうとく)な病気は効果的に抑制されており、心臓や脳の血管系疾患、がん、慢性呼吸器疾患、糖尿病などの重篤な慢性疾患による「早すぎる死亡」の比率は世界の平均レベルを下回っています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News