プレミアリーグで来季から立ち見席復活 英政府が承認
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【7月5日 AFP】イングランド・プレミアリーグは4日、昨季後半からチェルシー(Chelsea)やマンチェスター・シティ(Manchester City)など一部クラブで試験導入されていた安全な立ち見席エリアについて、2022-23シーズンからの使用が認められた。
安全な立ち見席の試験運用には、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)とトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)、そしてチャンピオンシップリーグ(2部)のカーディフ・シティ(Cardiff City)も参加しており、この取り組みが成功したことから、英政府はプレミアと2部の全クラブに対して、申請があれば同エリアの使用許可を出すことにした。
ブレントフォード(Brentford FC)とウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)に加え、2部のクイーンズ・パーク・レンジャーズ(Queens Park Rangers、QPR)も来季からホームとアウェーで指定立ち見席エリアを提供する予定で、他のクラブもこれに追随する見通しとなっている。
英ロンドンのウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)に関しては、英政府は国内戦に限ってシーズン後半から限定的な立ち見席での観戦を承認。イングランドサッカー協会(FA)は、9月に同スタジアムで行われるUEFAネーションズリーグ(UEFA Nations League 2022-23)のイングランド対ドイツ戦でガードレールの試験を実施する予定だが、観客は着席を義務付けられることになっている。
1989年にリバプール(Liverpool FC)とノッティンガム・フォレスト(Nottingham Forest)とのFAカップ(FA Cup)準決勝で、97人のリバプールファンが圧死した「ヒルズボロの悲劇(Hillsborough Disaster)」が起きたことを受け、イングランドでは1994年8月から1部と2部で立ち見エリアが禁止となった。(c)AFP