宇宙から地上の暮らしをサポート 世界で11億人が使う「北斗」高精度サービス
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【7月5日 People’s Daily】中国の「北斗(Beidou)衛星測位システム」高精度サービスは世界200以上の国・地域をカバーし、11億人に計2兆回を超えるサービスを提供している。3月現在で、高精度サービスの月間利用回数は1000億回を超えた。このうち北斗加速支援測位サービスの申請は約600億回、リアルタイムセンチメートル級・準メートル級の高精度測位サービスの申請は約480億回となっている。
北斗衛星測位システムは中国が独自に1994年から開発し、2020年7月に本格運用を開始。世界4大衛星測位システムの一翼を担っている。現在45基の衛星が軌道上で運行し、測位、ナビゲーション、時報サービスの3つの基本機能とショートメッセージ通信機能を備える。衛星とインターネットによるダブル発信プラットフォームにより、運輸、災害救助、農業、林業、畜産、漁業、電力、通信など多くの分野に寄与している。
2021年末段階で北斗システムを搭載した車両は790万台以上に達し、鉄道分野で利用されている北斗端末は8000台、北斗システムに基づく農業機械用自動運転システムは10万台・セットを超えた。医療、健康、感染症対策、遠隔監視、オンラインサービスなどの生産高は約2000億元(約4兆480億円)に達する。北斗に対応した国内スマートフォン出荷台数は3億2400万台に達し、国内出荷台数全体の94.5%を占める。北斗システムの製品は約120か国・地域に輸出され、土地の権利確認や精密農業、デジタル建設、スマート港湾などに役立っている。北斗衛星測位システムは常に、宇宙から地上の人々の暮らしを支えている。(c)People’s Daily/AFPBB News