デンマーク銃撃、容疑者に精神上の問題 警察
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【7月4日 AFP】デンマークの首都コペンハーゲンの商業施設で発生し、10代の2人を含む3人が死亡、4人が負傷した銃撃事件について、警察は4日、容疑者は精神医療の関係機関が把握していた人物だったと発表した。
事件は3日、市の中心部と空港の間に位置するショッピングセンターで発生した。
コペンハーゲン警察署長は記者会見で「容疑者は精神医療の関係機関に把握されていた。これ以上のコメントは差し控える」と述べた。攻撃は無差別に行われたとみられており、テロ行為であることを示す証拠は見つかっていないという。
また警察は、3日夜からソーシャルメディアで拡散している、容疑者が映っているとされる複数の動画について、捏造(ねつぞう)されたものではないとの見方を示した。
動画には、容疑者が武器を構え、自殺を思わせるしぐさを見せたり、精神医療の薬剤について「効かない」と話したりする様子が映っている。
警察によると、容疑者は犯行当時、ライフルと拳銃各1丁、刃物1本を携帯していた。銃そのものには違法性はないとみられるものの、容疑者はこれらの銃の所持許可を取得していなかったという。(c)AFP