【7月4日 AFP】第19回世界水泳選手権(19th FINA World Championships)は3日、ハンガリー・ブダペストで最終日が行われ、男子10メートル高飛び込み決勝では15歳の玉井陸斗(Rikuto Tamai)が488.00点で銀メダルを獲得した。また、他の日本勢では三上紗也可(Sayaka Mikami)/金戸凜(Rin Kaneto)組が女子3メートルシンクロ板飛び込み決勝で銀メダルを手にしている。

 玉井に27.55点差をつけて男子10メートル高飛び込みを制したのは、東京五輪で銀メダルを獲得した28歳の楊健(Yang Jian、中国)だった。

 一方、女子3メートルシンクロ板飛び込みでは東京五輪で金メダルを獲得した中国の陳藝文(Chen Yiwen)/昌雅●(●は女へんに尼、Chang Yani)組が343.14点で優勝し、オーストラリアのマディソン・キーニー(Maddison Keeney)/アナベル・スミス(Anabelle Smith)組が3位に入った。

 23歳の陳は2日の女子3メートル板飛び込み決勝でも優勝しており、今大会二つ目の金メダルとなった。

 最終日の結果、中国勢は今大会の飛び込み13種目すべてで金メダルを獲得した。(c)AFP