【7月3日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)は2日、女子シングルス3回戦が行われ、大会第4シードのパウラ・バドサ(Paula Badosa、スペイン)が2度の優勝を誇る第25シードのペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)を7-5、7-6(7-4)で下し、16強入りを果たした。

 バドサは第1セットを逆転で奪うと、第2セットはさらに接戦に持ち込まれたが、最後はリスクの高いプレーを仕掛けたクビトバが力尽きた。クビトバは最終的に34本のウイナーを放ったが、31本のアンフォーストエラーも犯した。

 2年連続の4回戦進出となった世界ランキング4位のバドサは「ペトラと芝で対戦するのは本当に大きな挑戦の一つ」と話し、「でも対戦できることは幸せでもある。彼女はレジェンドで、刺激を与えてくれる存在だから」と相手をたたえた。

 4回戦では2019年大会覇者のシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)と激突する。第16シードのハレプはマグダレナ・フレッフ(Magdalena Frech、ポーランド)に6-4、6-1で快勝し、16強入りした。(c)AFP