【7月3日 AFP】ラグビーテストマッチが2日、豊田スタジアム(Toyota Stadium)で行われ、日本は23-42でフランスに敗れた。

 フランスのファビアン・ガルティエ(Fabien Galthie)ヘッドコーチ(HC)は、士気の高い日本を後半に引き離した若いチームは「どんなドアも開けることができるカギ」を見つけたと称賛した。

 シックスネーションズ(Six Nations Rugby 2022)王者フランスは、気温33度の蒸すような暑さの中、経験の浅いラインアップを送り出し、前半は持ち味を発揮できなかった。

 13-13で折り返したチームについてガルティエHCは、選手自らが考えを改めたことで後半は試合を優位に進められたと話した。

 後半開始直後のマティス・ルベル(Matthis Lebel)のトライでギアが入った2023年W杯(Rugby World Cup 2023)ホスト国のフランスは、その後ダミアン・ペノー(Damian Penaud)、ヨラム・モエファナ(Yoram Moefana)、ピエール・ブルガリ(Pierre Bourgarit)がトライを重ね、最終的には大差で勝利した。

 ガルティエHCは、「アジャストして求めていたことができたものの、さまざまな理由で前半はうまくいかなかった。特に日本の選手の強度に押された」とコメントした。「普段はしないようなミスがいくつかあった。何とか解決策を見いだし、どんなドアも開けることができるカギを見つけた」

 2019年W杯(Rugby World Cup 2019)開催国の日本も、けがと新型コロナウイルスの影響によりベストメンバーで臨むことはできなかった。

 テビタ・タタフ(Tevita Tatafu)とシオサイア・フィフィタ(Siosaia Fifita)がトライを記録した日本の主将、坂手淳史(Atsushi Sakate)は、9日に国立競技場(Japan National Stadium)で行われる第2戦での「リベンジ」を誓った。(c)AFP