【7月2日 AFP】イングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)は1日、モハメド・サラー(Mohamed Salah)と新契約を結んだと発表した。サラーは2025年までの契約を結んだとみられており、同クラブでの将来に関する臆測に終止符を打った。

 リバプールで公式戦254試合に出場して156得点を挙げているサラーは、給与面の要求で話し合いが進まない中、旧契約の最終年を迎えていた。しかしながら最終的に契約書にサインした30歳のサラーは、アンフィールド(Anfield)でさらにトロフィーを手にすることを視野に入れていると述べた。

 サラーはクラブの公式ホームページで「クラブで数々のトロフィーを獲得できて素晴らしい気分だし、興奮する。みんなにとって幸せな日だ」とすると「更新には少し時間がかかっているが、今はすべてがまとまったから、これからのことに集中していかなければ」とコメントしている。

 2017年にイタリア・セリエAのASローマ(AS Roma)から加入後、サラーはユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督率いるチームに欠かせない選手となり、その中でリバプールは国内や欧州で毎年タイトル候補に挙がっている。

 4月に2026年までの契約更新に応じたクロップ監督の下でさらなる成功を収め続ける上で、サラーの残留はリバプールにとっては大きな後押しとなる。(c)AFP