10歳と12歳の兄弟をレイプ 男3人に石打ち死刑 ナイジェリア
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【7月2日 AFP】ナイジェリア北部バウチ(Bauchi)州ニンギ(Ningi)のシャリア(イスラム法)裁判所は6月29日、10歳と12歳の兄弟をレイプしたとして、3人の男に石打ちによる死刑を言い渡した。当局者が1日、明らかにした。
バウチ州など北部の州はイスラム教徒が多く、一般法とシャリアを併用している。
シャリアの執行機関である宗教警察「ヒズバ(Hisbah)」の担当者によれば、男3人は男児2人に薬物を投与してレイプしたとされる。
ナイジェリアのシャリアでは未成年者に対するレイプの法定刑は死刑とされているが、他の多くの罪での死刑判決同様、これまで執行されたことはない。今回、被告らは、同性愛行為の罪で死刑を言い渡された。
担当者によると、3人は取り調べで自供し、裁判でも罪を認めたため、バウチ州のシャリアに基づき、石打ちによる死刑を言い渡されたとしている。(c)AFP