金陽河特大橋が開通 中国・四川省涼山
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【7月1日 CGTN Japanese】中国西南部四川省(Sichuan)涼山州(Liangshan)に位置する金陽河特大橋が、約4年半の工事を経て6月30日に正式に開通しました。金陽県(Jinyang)の旧市街と新市街を結ぶこの大橋は、地元のイ族の人々の移動に大きな変化をもたらすことになります。
金陽河特大橋は全長757.7メートル、幅16メートルで、対面車線、軽車両専用レーンと歩道を備えています。橋の高さは金陽河の河床から約238メートルあり、最も高い橋脚は65階建てのビルの高さに相当する196メートルに達し、世界的にも珍しいものです。
大橋の竣工(しゅんこう)前は、金陽県の旧市街から新城に向かうにはまず山を下ってから再度山に登る必要があり、28のカーブがあって1時間以上かかっていました。大橋の竣工と開通により、この区間の自動車での移動時間は2分に短縮されました。多くの小中学生が1時間以上かけて谷を越え、急勾配の山道を通って通学したのも、過去の話となります。
金陽県は涼山州東南地区の山奥の峡谷にあり、標高は最高で4000メートルを超えており、交通問題はこの地域の経済発展を制約するボトルネックとなっていました。金陽河特大橋の竣工と開通に伴い、涼山州東南地区の道路交通網がさらに整備され、金陽県の白コンニャク、ジャガイモなどの特色ある農産物の市場開拓もいっそう容易になり、地元住民の増収と富裕化にも「早道」が開けることになります。(c)CGTN Japanese/AFPBB News