【7月1日 AFP】陸上、ダイヤモンドリーグ(Diamond League 2022)の第8戦ストックホルム大会(BAUHAUS-galan)が30日に行われ、男子棒高跳びではアルマンド・デュプランティス(Armand Duplantis、スウェーデン)が自身の持つ屋外世界最高記録を更新する6メートル16で優勝し、最高の形で第18回世界陸上オレゴン大会(World Athletics Championships Oregon 22)を迎えることになった。

 米国生まれのデュプランティスは5メートル93と6メートル03をクリアすると、2020年大会の第3戦ローマ大会(Golden Gala Roma)で自身がマークした世界最高記録を1センチ上回る6メートル16を2本目で成功し、15日に開幕する世界陸上前に行われる最後の主要大会でまたしても圧巻の跳躍を見せた。

 3月に行われた世界室内陸上選手権(IAAF World Indoor Championships 2022)で、室内と屋外を通じての世界記録6メートル20をマークした22歳のデュプランティスは「(世界陸上が行われる米)ユージーン(Eugene)でタイトルを獲得したり、特別なことが成し遂げられたりするほど間違いなく調子が良いと感じる」とコメントした。

 ストックホルムを拠点とするデュプランティスは屋外の世界最高記録について、気分は最高であるものの「驚くことでは全くない」と語った。

「僕はより良い跳躍ができる。きょうはとても良い跳躍だと感じたが、これ以上できないと思うほど完璧に全てをこなせた感覚はない」 (c)AFP