【7月1日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)は30日、女子シングルス2回戦が行われ、大会第16シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)はキルステン・フリプケンス(Kirsten Flipkens、ベルギー)を7-5、6-4で下し、3回戦に駒を進めた。

 コート2での試合は、両者とも終始サービスゲームのキープに苦戦する展開となったが、2019年大会の女王であるハレプは6度のブレークに成功して勝利を手にした。

 元世界ランキング1位ながら、現在は18位にまで順位を落としているハレプは、3回戦でマグダレナ・フレッフ(Magdalena Frech、ポーランド)と対戦する。

 一方、2013年大会で4強入りを果たした36歳のフリプケンスは、今回の黒星でシングルスでのキャリアに幕を下ろすことになり、試合後にハレプと抱擁を交わすとコートにキスをした。

 また、第4シードのパウラ・バドサ(Paula Badosa、スペイン)はイリナ・バラ(Irina Bara、ルーマニア)に6-3、6-2で勝利。3回戦では、アナ・ボグダン(Ana Bogdan、ルーマニア)を6-1、7-6(7-5)で下した第25シードのペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)と顔を合わせる。

 第11シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)も、今大会の女子では最速となる時速199キロのサーブをたたき出すなどしてミハエラ・ブザルネスク(Mihaela Buzarnescu、ルーマニア)を6-2、6-3で破り、ローレン・デイヴィス(Lauren Davis、米国)を2-6、6-3、6-4で下した第20シードのアマンダ・アニシモバ(Amanda Anisimova、米国)との3回戦に進んだ。(c)AFP