【7月1日 AFP】米国のジョー・バイデン(Joe Biden)大統領(79)が6月30日、スウェーデンとスイスを言い間違え、北大西洋条約機構(NATO)拡大をより興味深いものにする一幕があった。

 バイデン氏はスペインの首都マドリードで開かれたNATO首脳会議閉幕後の記者会見で、これまで軍事的中立を保ってきた北欧フィンランドとスウェーデンをNATO加盟に方針を転換させた舞台裏の交渉について語った。

 だが、バイデン氏は永世中立国として知られるスイスの首脳とNATO加盟について電話会談する計画があったと言い間違えた。すぐに間違いに気付き「スイス。なんてことだ」と述べた。

「私はNATO拡大が気がかりで仕方がないようだ」とジョークを飛ばしてから「スウェーデンだ」と言い直した。

 バイデン氏は失言癖で知られる。(c)AFP