【7月1日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)は30日、女子シングルス2回戦が行われ、大会第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)はラッキールーザーのレズリー・パティナマ・ケルコフ(Lesley Pattinama Kerkhove、オランダ)を6-4、4-6、6-3で下し、マルチナ・ヒンギス(Martina Hingis)氏が記録したマッチ37連勝に並んだ。

 全仏オープン(French Open 2022)を含め、出場した直近の大会で6連続優勝を飾っているシフィオンテクは、両者ともサービスゲームのキープに苦戦した第1セットで3度のブレークに成功した。

 第2セットの第7ゲームでブレークを許し相手に追いつく隙を与え、結局セットカウントで並ばれたシフィオンテクだったが、最終セットに入るとコート1に日陰が伸びる中で再び調子を取り戻し、この日最初のマッチポイントで試合をものにした。

 これで1990年にモニカ・セレシュ(Monica Seles)氏がマークした36連勝を上回ったシフィオンテクは、ヒンギス氏が1997年に記録した37連勝に肩を並べた。

 3回戦でアリーゼ・コルネ(Alize Cornet、フランス)と対戦するシフィオンテクは「正直に言って、私にとってグラス(芝)は非常にやりづらいと言える」とコメントした。

「他のサーフェスほど手際良くプレーできていないように見えていると思う」

「実際のところ全体的に自信はつき始めているが、この大会は難しいし、ここで最高の試合をする方法をいまだ探っている状態」 (c)AFP