【6月30日 AFP】ロシア国防省は30日、ウクライナ兵捕虜6000人以上を拘束していると発表した。前日には、両国間で144人ずつ捕虜交換が行われていた。

 同省の報道官は、「捕らえられた、または自主的に投降したウクライナ兵の数は計6000人に上る」と述べた。

 また前日の捕虜交換で帰還したロシア兵についても言及し、「ほぼ全員が負傷しており、重傷者もいる。現在必要な治療を受けている」と明かした。これにより、同国国防省も捕虜交換の事実を認めた形となった。

 ウクライナ側は、帰還者のうち95人はマリウポリ(Mariupol)のアゾフスターリ(Azovstal)製鉄所で戦った兵士だとしている。うち多くが重傷を負っているという。(c)AFP