中国の原子力発電量、1~5月は4・5%増
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【6月30日 Xinhua News】中国原子力産業協会(CNEA)が発表したデータによると、1~5月の中国の原子力発電量は前年同期比4・5%増の1663億キロワット時だった。伸び率は発電量全体を4・0ポイント上回り、発電量全体に占める割合は5・1%となった。
地域別では、稼働中の原子力発電ユニットが最も多い省は広東省だった。現在、中国各地の大型原子力発電所は全体として安定的に稼働しており、発電量は安定しつつ増加を維持している。
今年に入って中国の原子力発電量が着実に増加している状況について、同協会の張廷克(Zhang Tingke)秘書長は、原子力発電ユニット数の増加や政策的支援、核燃料の安定供給が有利な要因になっているとの見方を示した。中国大陸部で稼働中の原子力発電ユニットは現在54基、設備容量は5581万キロワットに上り、世界3位となっている。(c)Xinhua News/AFPBB News