【6月30日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)の女子シングルス1回戦で敗れたセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)の姉ヴィーナス(Venus Williams、米国)が、ジェイミー・マレー(Jamie Murray、英国)とのペアで混合ダブルスに出場することが、29日に決まった。

 42歳のヴィーナスにとっては、昨年8月のシカゴ女子オープン(2021 WTA Chicago Women's Open)以来の実戦となる。

 ヴィーナスは四大大会(グランドスラム)の混合ダブルスで2度の優勝を誇り、1998年にジャスティン・ギメルストブ(Justin Gimelstob)とのペアで全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament)と全仏オープン(French Open)を制覇。ウィンブルドンでは2006年にボブ・ブライアン(Bob Bryan)と組んで準優勝している。

 パートナーを務めるマレーは、グランドスラムの混合ダブルスで5勝を経験しており、2007年はエレナ・ヤンコビッチ(Jelena Jankovic)、2017年はマルチナ・ヒンギス(Martina Hingis)とのペアでウィンブルドンを制した。

 今大会はワイルドカード(主催者推薦)を得て出場するヴィーナスとマレーは、1回戦でマイケル・ビーナス(Michael Venus、ニュージーランド)/アリシア・ロソルスカ(Alicja Rosolska、ポーランド)組と戦う。 

 妹のセレーナは28日に1年ぶりとなるシングルスの復帰戦に臨んだが、1回戦でノーシードのアルモニー・タン(Harmony Tan、フランス)に5-7、6-1、6-7(7-10)で敗れた。(c)AFP