【6月30日 AFP】中国は29日、先進7か国(G7)による貿易慣行の非難を受けて、G7が無責任に分裂と対立を生み出していると反発した。

 G7は前日、中国の「不透明で市場をゆがめる」貿易慣行を非難するとともに、同国への「戦略的依存」を減らしていくと声明を出していた。

 中国外務省の趙立堅(Zhao Lijian)報道官は定例記者会見で、G7は「責任感や道徳観が欠如しており、分裂と対立を生み出すことに執着している」ことが今回の声明に表れていると指摘。

 その上で、国際社会が新型コロナウイルス感染症の大流行への対応を迫られ、経済回復に努める中、G7が取り組むべきなのは分裂の助長ではなく「グローバル化の促進」だとの見解を示した。

 西側諸国は、気候変動をはじめとする世界最大の課題は中国の協力なしには解決できないと認めつつも、同国の行動や狙いへの警戒を強めている。(c)AFP