【6月29日 AFP】ロシアが2014年に併合したウクライナ南部クリミア(Crimea)半島の親ロシア派当局は29日、クリミアと南部ヘルソン(Kherson)、ザポリージャ(Zaporizhzhia)両州を結ぶバスや列車の運行を7月1日から開始すると明らかにした。

 ヘルソン、ザポリージャ両州の大部分は、2月のロシアによるウクライナ侵攻開始直後にロシアに制圧され、現在は強制的にロシア経済に組み込まれている。

 クリミアの親ロ派当局者セルゲイ・アクショノフ(Sergei Aksyonov)氏によると、クリミアと両州間で公共交通機関が運行するのは8年ぶり。ロシアの国家親衛隊(National Guard)が警備を担うという。(c)AFP