【6月29日 AFP】インド西部ムンバイ(旧ボンベイ)で、モンスーンの大雨の影響で4階建ての建物が倒壊し、少なくとも19人が死亡した。当局が28日、明らかにした。

 地元当局によると、建物は市中心部にあるスラムに隣接しており、27日真夜中に倒壊した。

 28日夜までに14人が救出され、19人の遺体が収容された。地元当局は、犠牲者のうち少なくとも6人は18~21歳の若者だったとしている。

 国家災害対応部隊(NDRF)の報道官はAFPに対し、捜索・救助活動が続けられていると語ったが、激しい雨により難航している。

 ムンバイが位置する西部マハラシュトラ(Maharashtra)州は、昨年も大雨に見舞われた。モンスーンによる洪水と土砂災害で200人が死亡、25万人が避難した。(c)AFP