【6月29日 AFP】ロシア軍は28日、ウクライナ中部クレメンチュク(Kremenchuk)にある武器庫を攻撃したところ爆発が起き、近隣の商業施設に影響が及んだと主張した。

 ウクライナ当局は、ロシア軍が混雑する商業施設にミサイル攻撃を行い、少なくとも18人が死亡したと発表。これについて先進7か国(G7)首脳は「戦争犯罪」だと非難した。

 一方ロシア軍は声明で、「クレメンチュクの自動車工場付近にある、米欧諸国から供与された武器や弾薬を保管している倉庫」を攻撃したところ、「西側の兵器用の弾薬が爆発し、近隣の商業施設で火災が起きたが、当時は営業時間外だった」と説明した。

 ロシア大統領府も自国軍の説明通りと認めた。ドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)報道官は「何も付け加えることはない」と述べた。(c)AFP