インフルエンサー経済がより良い製品や体験を消費者にもたらす
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【6月30日 People’s Daily】ネットで人気のパン、書店、タウン、カフェ…。現在、日常生活のいたるところで「ネット人気」の要素が見られ、インフルエンサー経済は発展の急成長路線をまい進している。インフルエンサー経済のビジネスモデルは、複雑なものではなく、ネットやソーシャルメディア上でトラフィックや人気を集め、それを購買行動につなげ、トラフィックを現金化することだ。
インフルエンサー経済の絶え間ない発展は、中国経済の活力と潜在力を側面から反映している。統計によると、中国のWebマーケティング従事者は1000万人を超え、関連会社も急速に増加し、インフルエンサー産業の年間生産高は1000億元(約2兆円)規模に達している。新型コロナの防疫期間にあって、ライブコマースを中心としたインフルエンサー経済は、消費者に便利さをもたらしただけでなく、ライブ配信販売員やWebマーケターなどの新たな職業を生み出し、多くの雇用を創出した。インフルエンサー経済は、経済・社会の発展のための目玉となっている。
インフルエンサー経済は発展・成長の過程で、「成長の悩み」にも遭遇した。インフルエンサー経済従事者の言行は、そのファンに対して強いデモンストレーション効果を持ち、彼らの影響力、感化力はユーザーの消費行動に大きく影響している。しかし、ライブコマースにおいて、一部のネット配信販売員は誇大宣伝や、過剰営業を行い、販売される商品の品質が懸念され、アフターサービスの保証もなく、消費者の正当な権益を侵害した。一方で、業務データのねつ造、架空注文、偽トラフィックなどの混乱した状況は、消費者の安心な買い物を阻害し、業界のエコシステムと気風を損ねた。これらの問題を重視し、うまく解決してこそ、インフルエンサー経済が健全に発展するための土壌をつくり続けることができるだろう。
インフルエンサー経済の健全で秩序ある発展を促進するための中国の努力は、やむことがない。「架空注文」「偽レビュー」というブラック産業チェーン・グレー産業チェーンの是正から、ライブコマース活動従事者の年齢制限と行動のレッドラインの明確化に至るまで、教育訓練によるインフルエンサーの行動規制から、ライブコマース活動のすべての対象を管理範囲に組み入れ、違法で不徳な芸能人に公開で声を上げる機会を与えないための強力な措置の着実な実施に至るまで、一連の政策はインフルエンサー経済が法治国家に移行するのを支援するとともに、世間の注目を集めながら、社会的責任を担い、模範を示し、善に導き、ポジティブエネルギーを伝えなければならないことを、関連従事者一人一人に呼びかけている。
インフルエンサー経済には、時代感覚が強く、広大な発展の見通しがある。バリュービーコンを整え、専門性を高め、業界自主規制を強化し、消費者により良い製品と体験をもたらすことに専念することだけが、インフルエンサー経済が長期的な発展を遂げ、より大きな経済的・社会的利益を生み出すための道といえるだろう。(c)People’s Daily/AFPBB News