【6月28日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)は27日、男子シングルス1回戦が行われ、大会第7シードのホベルト・ホルカシュ(Hubert Hurkacz、ポーランド)はアレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナ(Alejandro Davidovich Fokina、スペイン)に6-7(4-7)、4-6、7-5、6-2、6-7(8-10)で敗れ、初戦敗退となった。

 雨で2度の中断に見舞われた一戦は最終セットのゲームカウントが6-6となり、ウィンブルドンでは初めて10ポイント制のタイブレークで決着がつけられることになった。

 前回大会の準々決勝でロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)を下して4強入りを果たしたホルカシュは、第3セットで3度のマッチポイントをしのいだ。

 最終セット、5-4で迎えたサービングフォーザマッチをものにできなかったホルカシュは、タイブレークで再びマッチポイントをしのいだが、そのまま敗れた。

 2017年大会のジュニア王者で、世界ランキング37位のダビドビッチ・フォキナは「第3セットの5-5の場面で雨が降ってきたとき、昼食を取るかシエスタ(昼寝)を取るか迷った」とコメントした。

「少し苦しかったが、自分のプレーを続けた」

 ホルカシュに21本のエースを許しながらも勝利したダビドビッチ・フォキナは、フェデリコ・コリア(Federico Coria、アルゼンチン)を6-3、6-2、7-6(7-3)で下したイリ・ベセリ(Jiri Vesely、チェコ)と2回戦で対戦する。(c)AFP