【6月28日 AFP】英国のエリザベス女王(Queen Elizabeth II、96)は27日、王室行事に参加するため1週間の日程でスコットランドを訪問した。女王をめぐっては、健康不安から訪問の実現を危ぶむ声も上がっていたが、同日エディンバラで開かれた式典に出席した。

 今月5日に執り行われた在位70年を祝うプラチナジュビリー(Platinum Jubilee)の式典以来、女王が公の場に姿を現したのはこれが初めて。

 女王のスコットランド訪問は、王室の年次行事である「ホリールードウイーク(Holyrood Week)」の一環。

 昨年10月に一晩入院した女王は、以後公務を休むことが多くなっている。王室は先月、バッキンガム宮殿(Buckingham Palace)とホリールードでの今夏のガーデンパーティーに、女王は参加しないと発表した。

 ただ女王は、28日にホリールードの庭園で行われる軍関連の式典には出席する予定となっている。

 映像はPA通信(Press Association)が27日撮影・提供。(c)AFP