【6月27日 AFP】21-22NHL、スタンレーカップ(2022 Stanley Cup)は26日、決勝(7回戦制)の第6戦が行われ、コロラド・アバランチ(Colorado Avalanche)がタンパベイ・ライトニング(Tampa Bay Lightning)を2-1で下し、シリーズ戦績を4勝2敗として21年ぶりの優勝を果たした。

 敵地で感動的な勝利を収めたアバランチはライトニングの3連覇を阻み、これが1995-96シーズン、2000-01シーズンに続く通算3度目のスタンレーカップ制覇となった。

 プレーオフの最優秀選手(MVP)に贈られるコーン・スマイス賞(Conn Smythe Trophy)は、アバランチのケイル・マカール(Cale Makar)が手にした。カナダ出身で23歳のマカールは、プレーオフで8得点21アシストをマークした。

 ライトニングは第1ピリオドの3分48秒、オンドジェイ・パラト(Ondrej Palat)のアシストからキャプテンのスティーブン・スタムコス(Steven Stamkos)が得点を挙げ、先制に成功した。スタムコスはこれが自身最多となるプレーオフ11点目となった。

 しかしアバランチは、ネイサン・マッキノン(Nathan MacKinnon)が角度のないところからニアサイドにショットを決めて第2ピリオドの1分54秒に追いつくと、同12分28秒には、マッキノンのアシストからアルトゥリ・レフコネン(Artturi Lehkonen)が得点をマークし、逆転した。

 マッキノンの今プレーオフ13点目とレフコネンの同8点目で試合をひっくり返されたライトニングは最終盤、同点弾を狙うべくゴーリーのアンドレイ・バシレフスキー(Andrei Vasilevskiy)を下げて追加のアタッカーを投入したが、あと一歩及ばなかった。(c)AFP