【6月26日 AFP】(更新)ウクライナの首都キーウで26日朝、中心部の集合住宅にロシアのミサイルが着弾し、ビタリ・クリチコ(Vitali Klitschko)市長によると2人が負傷、複数の住民ががれきの下敷きになっている。

 キーウへのロシアの攻撃は約3週間ぶり。クリチコ氏は、28~30日に北大西洋条約機構(NATO)首脳会議がスペイン・マドリードで開かれるのを前に「ウクライナ国民を脅す」ための攻撃だと非難した。

 空襲警報が鳴った約30分後の午前6時半ごろ、4回にわたって爆発が発生。クリチコ市長は「シェフチェンキウスキ(Shevchenkivsky)地区で爆発が数回あった」「救急車と救助隊が現場に到着し、建物2棟で住民の救出と避難が行われている」とメッセージアプリのテレグラム(Telegram)で状況を説明した。

 その後、現場を視察したクリチコ市長は「人々が生き埋めになっている」「2人が病院に搬送された」と投稿。7歳の少女ががれきの下から救出されたことを明らかにした。

 ウクライナ非常事態庁は「敵の攻撃により9階建ての建物で火災が発生した」としている。

 AFP取材班によると、建物の上部3階にわたって火災が起き、階段部分が完全に崩壊した。この集合住宅に住むAFP社員は、爆発の直前にミサイルが飛ぶような大きな音を聞いたと話している。

 現場付近の住宅地には黒い煙が立ち込め、警察が周辺を封鎖している。(c)AFP