【6月26日 AFP】女子ゴルフ米国ツアーメジャー第3戦、全米女子プロゴルフ選手権(KPMG Women's PGA Championship 2022)は25日、米メリーランド州ベセスダ(Bethesda)のコングレッショナル・カントリークラブ(Congressional Country Club、パー72)で3日目が行われ、韓国の田仁智(Chun In-gee、チョン・インジ)は3オーバー「75」と苦戦したものの、通算8アンダーで後続に3打差の単独首位を守った。

 世界ランキング33位の田は、2日目まで後続に6打差をつける圧巻のプレーだったが、最終日を前にライバル勢にとっては明るい状況となった。

 通算5アンダーの2位タイには、レクシー・トンプソン(Alexis “Lexi” Thompson、米国)と韓国勢のチェ・ヘジン(Choi Hye-Jin)、キム・セイヨン(Kim Sei-young)が並び、ハナ・グリーン(Hannah Green、オーストラリア)が通算4アンダーで5位につけた。

 アッタヤ・ティティクル(Atthaya Thitikul、タイ)は6バーディーを奪うなど、4アンダー「68」とこの日のベストスコアをマークし、通算3アンダーでブルック・ヘンダーソン(Brooke M. Henderson、カナダ)、米国勢のジェニファー・チャン(Jennifer Chang)、ジェニファー・カプチョ(Jennifer Kupcho)と6位タイに並んだ。

 日本勢は笹生優花(Yuka Saso)が通算1アンダーで12位タイ、畑岡奈紗(Nasa Hataoka)が同2オーバーで35位タイ、西郷真央(Mao Saigo)が同4オーバーで54位タイ。渋野日向子(Hinako Shibuno)は体調不良で棄権した。(c)AFP