【6月25日 CGTN Japanese】中国では一部の農村が夏の収穫シーズンを迎えています。今年の収穫は「宇宙からの手助け」によって自動化、無人化、スマート化がいっそう進んでいます。

 2020年に「北斗3号」の運用が始まったことで、北斗衛星測位システムの農業分野での大規模な応用は継続的に発展してきました。増産と効率化を支える、農家の良き助っ人となっています。

 データによりますと、北斗衛星測位システムを搭載した自動運転トラクターは、人間が運転する従来の農機よりも作業の質と効率が向上し、1日当たりの作業量は30%増加しています。

 現在、中国で導入されている北斗衛星測位システム搭載型の多機能収穫機は13万台を超えています。小麦の収穫進捗(しんちょく)状況は昨年同期より5.1ポイント高まり、中国全土の小麦の収穫面積は1960万ヘクタールに達しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News