【6月24日 CGTN Japanese】中国では、宅配業の「ラストワンマイル」における自動運転車の活用が増え続けています。

 生活関連サービス企業の美団(メイトゥアン、Meituan)や、eコマースの京東(JD.com)など、多くの企業がラストワンマイルの配達に自動運転車を利用するようになり、コロナ禍において配達時などの「接触を減らす」という要求に応えています。

 京東が使用する自動運転車は、1台に200キロの貨物を積載し、100キロ走行することができ、終日稼働できるということです。

 自動運転車が選ばれている理由の一つは、生産コストが下がり続けていることにあります。業界の専門家によりますと、今年は1台あたりの生産コストがおよそ13万元(約264万円)でしたが、3年前の2019年には1台あたり100万元(約2029万円)必要だったということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News