【6月24日 CGTN Japanese】中国の通信大手チャイナモバイル(China Mobile、中国移動)はこのほど、第6世代(6G)移動通信技術の発展と動向に関する白書を発表しました。

 チャイナモバイルの高同慶副総経理は、「6G通信技術はスマートで安全、かつグリーンなネットワークの構築を実現する。宇宙、大気、地球をミリ秒以下の遅延でつなぎ、AIなどの技術にも接続できる」と説明しました。

 6Gネットワークは、遠く離れた土地や海洋にまで接続性を広げることが期待されており、中国は早ければ2023年か2024年に6Gの規格策定を開始するということです。

 世界の通信技術をけん引するサムスンやノキアなどの企業は、6Gが2030年ごろに商用市場で利用可能になるだろうと見込んでいます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News