【6月24日 AFP】第19回世界水泳選手権(19th FINA World Championships)は23日、ハンガリー・ブダペストで6日目が行われ、競泳では18歳のモリー・オキャラハン(Mollie O'Callaghan、オーストラリア)が女子100メートル自由形で金メダルを獲得した。今大会では10代のメダリストが続々と生まれており、オキャラハンはここ31年間の世界水泳で同種目を制した最も若い選手となった。

 今大会では17歳のダビド・ポポビチ(David Popovici、ルーマニア)やベネデッタ・ピラト(Benedetta Pilato、イタリア)、15歳のサマー・マッキントッシュ(Summer McIntosh、カナダ)が個人種目で金メダルを手にしている。

 オキャラハンはこの種目の世界記録保持者である28歳のサラ・ショーストレム(Sarah Sjostrom、スウェーデン)を0秒13秒差の2位に、トーリ・ハスケ(Torri Huske、米国)を3位に抑えた。

 18歳82日での同種目制覇は、1991年に米国のニコール・ヘイスレット(Nicole Haislett)氏が18歳22日で優勝した後では最年少の記録となっている。

 この日行われた他の種目では、米国のベテランスイマーであるリリー・キング(Lilly King)とライアン・マーフィー(Ryan Murphy)が、女子200メートル平泳ぎと男子200メートル背泳ぎでそれぞれ優勝。米国は男子4×200メートルリレーでも金メダルを獲得した。

 50メートルと100メートルで結果を残してきたキングは、平泳ぎの最長種目である200メートルで初の金メダルを手にした。(c)AFP/Peter BERLIN