【6月23日 AFP】7月に行われる男子ゴルフの今季メジャー最終戦、第150回全英オープン(The 150th Open Championship)を主催するロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフ・クラブ(R&A)は22日、サウジアラビアが後援する新リーグのリブゴルフ・インビテーショナル(LIV Golf Invitational)シリーズに参加した選手の出場を認めると発表した。

 米国ツアー(US PGA Tour)は、今月行われた同シリーズ開幕戦に参戦した選手の資格を停止したが、先週開催された全米オープン選手権(2022 US Open Championship)の主催者はこれに同調せず、出場を認めていた。

 R&Aのマーティン・スランバーズ(Martin Slumbers)最高経営責任者(CEO)は「全英オープンはゴルフ界における最初の選手権大会であり、1860年の初開催以来、開放性が大会の精神や唯一無二の魅力の基盤にあった」とコメントした。

「エントリー規約に従い、出場資格のある選手や、第150回大会の予選を通過した選手は、セントアンドルーズ(St Andrews)で開催される今大会に出場可能となる」

「われわれは7月にワールドクラスの大会を開催し、ゴルフ界にとって真に歴史的な瞬間を祝福することに集中している」

 今年の全英オープンは7月14日にスコットランドのセントアンドルーズで開幕する。(c)AFP/John WEAVER