【6月22日 時事通信社】香港返還25周年の7月1日を前に、香港政府が新型コロナウイルス対策を強化している。記念式典には中国の習近平国家主席が出席する可能性があり、迎える側の政府高官や立法会(議会)議員らは事前の隔離を要求された。

 香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、式典参加者は今月23日から行動が制限される。自宅と職場以外の出入りを禁じられ、連日のPCR検査を受ける。30日までにホテル隔離となり、外部との接触を遮断する「クローズド・ループ」方式で式典に臨む。厳格な感染対策は、7月1日に政府トップの行政長官に就任する李家超氏や約1000人の警備要員にも適用されるという。

 習氏が実際に香港を訪れるかは不明。習氏は2020年1月のミャンマー訪問を最後に、中国本土から外に出ていない。(c)時事通信社