【6月22日 AFP】(更新)アフガニスタン東部で21日夜、マグニチュード(M)5.9の地震が発生し、パクティカ(Paktika)とホスト(Khost)両州で少なくとも255人が死亡、500人が負傷した。被災地では救助活動が行われており、死者はさらに増えるとみられる。イスラム主義組織タリバン(Taliban)のムハンマド・ナイーム(Muhammad Naeem)報道官が明らかにした。

 パキスタンとの国境に近い地域が最も大きな被害を受けた。ビラル・カリミ(Bilal Karimi)報道官はAFPに対し「多数の家が倒壊し、中に人が閉じ込められている」と語った。

 アフガンでは、ユーラシアプレートとインドプレートの境界近くに位置するヒンズークシ(Hindu Kush)山脈を中心に、地震が頻発している。(c)AFP