【6月22日 Xinhua News】新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)農業農村機械化発展センターはこのほど、同自治区の綿花収穫機保有台数が6300台余りとなり、機械化収穫率が80%を超え、耕起から播種、収穫までの総合機械化水準が94・49%に達していると明らかにした。

 同センターによると、綿花生産の機械化が同自治区の農業機械化推進の重点となっている。昨年、自治区各地の綿花機械化収穫率は75%に、新疆生産建設兵団では94・2%に達し、同自治区全体の総合機械化収穫率が80%を超えた。

 新疆は中国の綿花主産地で、生産能力が全国の約90%を占めている。今年の作付面積は約3700万ムー(約247万ヘクタール)で、約10年にわたる努力により、綿花収穫機など現代的農業機械の大規模使用が実現した。

 新疆ではウルムチ、石河子、コルラ、アクスを中心とする現代的農業機械設備産業基地がおおむね完成している。(c)Xinhua News/AFPBB News