【6月22日 AFP】欧州連合(EU)は21日、欧州問題担当相会議を開き、ロシアの侵攻を受けるウクライナに加盟候補国としての地位を付与する方針で「全会一致」した。EU議長国を務めるフランスのクレマン・ボーヌ(Clement Beaune)欧州問題担当相が明らかにした。

 欧州委員会(European Commission)は17日、ウクライナへの強い支持を表明し、数年を要する加盟手続きを開始するよう勧告していた。

 ボーヌ氏は、ウクライナの候補国入りは「歴史的な」一歩となると表明。EUは23日にベルギー・ブリュッセルで開く首脳会議で、ウクライナとその隣国モルドバを加盟候補国として正式に承認する見通し。(c)AFP