【6月21日 CGTN Japanese】中国人民銀行(People's Bank of China、中央銀行)はこのほど、「対外貿易新業態の人民元越境決済の支持に関する通知」を発表し、銀行と決済機構が対外貿易新業態の発展により良いサービスを提供することを支持するとしています。

「通知」の主な内容は以下の通りです。

 一、越境EC(電子商取引)など対外貿易新業態への支援を強化し、対外貿易新業態の越境人民元業務に関する政策を完備する。

 二、決済機構の越境業務取扱範囲を物品貿易・サービス貿易から経常項目に広げる。

 三、銀行・決済機構など関連業務主体の業務展開および届け出の要求を明確にする。

 四、業務の真実性審査、アンチマネーロンダリング、アンチテロ融資、アンチ脱税およびデータ送信と報告などの要求を明確にし、銀行および決済機構の業務展開責任を強化し、業務リスクを予防・抑制する。

「通知」は7月21日から実施されるということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News