【6月21日 CGTN Japanese】100年以上もの歴史をもつ青海の名物、青海ラーメン。コロナ禍による経営難を打開するため、ラーメンの老舗が新メニューを打ち出し、大人気となっています。

 青海ラーメンは牛肉のだしをベースにしたスープに、大根の漬物、にんにくの芽とパクチーを乗せて食べるのが伝統的なスタイル。今年4月以降、青海省では新型コロナの感染拡大の影響により飲食店でも経営の低迷が続いています。そんな難局を打開するため、店はレモン酸菜(白菜の漬物)ラーメン、藤椒(四川青山椒)ラーメン、エノキラーメンなどといったおしゃれな新メニューを考案し、若者の心をつかめるよう工夫をこらしました。

 その甲斐あってか、若者の間で大人気に。最初は抵抗感を持つ人もいましたが、客の口コミ効果でますます好評を博したことから、店は新メニューとしてこれまで合わせて9種類を打ち出しました。生まれ変わった青海ラーメンは省外の飲食店への広がりも期待されます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News