【6月21日 CGTN Japanese】中国西北部の寧夏回族自治区(Ningxia Hui Autonomous Region)の銀川(Yinchuan)とイランのバンダレアンザリーを結ぶ定期貨物列車が20日に運行を開始しました。

 20日午前11時、始発列車は銀川南駅から出発し、新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)から出国、その後カザフスタンやカスピ海を経て、イランのバンダレアンザリーに到着しました。

 この列車は51個の標準コンテナを搭載し、貨物重量は約1400トン、貨物価値は約306万ドル。走行距離は約8500キロで、運行期間は約20日間です。従来の海運より運行時間が約20日間短縮されるほか、現在運行中の路線より1コンテナ当たり6000元のコストが削減されることになります。これは、カスピ海経由の国際物流ルートとして初めての定期便になり、寧夏とイランの経済貿易往来の促進にとって重要な意義を持っています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News