【6月21日 CGTN Japanese】香港が祖国復帰してから25年の間に、香港とその隣接都市である広東省(Guangdong)深セン市(Shenzhen)との貿易規模が10倍以上に拡大したことがわかりました。

 税関統計によりますと、香港・深セン間の貿易額は1997年の701億4千万元(約1兆4142億円)から、2021年には7225億4千万元(約14兆5685億円)と大幅に上昇し、貿易規模は10倍の増加を実現しました。

 今年1~5月の貿易額はすでに2134億6千万元(約4兆3000億円)に達しているということです。貿易規模の増加は広東・香港・マカオ・グレーターベイエリアの相互補完を高め、協同発展能力の着実な向上をさらに推進しています。一方、香港は復帰以来、大陸の優位性との相互補完によって共同発展の道を広げてきました。これは、香港地区における「一国二制度」の実践が大きな成功を収めていることを物語っています。香港では7月1日に、祖国返還25周年を祝う記念イベントが開催される予定です。(c)CGTN Japanese/AFPBB News