【6月21日 AFP】2月に開催された北京冬季五輪のフィギュアスケート・アイスダンスで優勝したフランスのガブリエラ・パパダキス(Gabriella Papadakis)/ギヨーム・シゼロン(Guillaume Cizeron)組が20日、競技から1年間離れることを明らかにした。

 3月に行われた世界選手権(ISU World Figure Skating Championships 2022)でも通算5度目のタイトル獲得を果たしたパパダキス/シゼロン組は、2023年に埼玉で開催される世界選手権を欠場することになった。

 AFPと仏スポーツ日刊紙レキップ(L'Equipe)とのインタビューで、シゼロンは「少しの間競技から離れて休養を取り、ショーやエキシビションツアーに専念することに決めた」と述べた。

 今回の表明により、今後はトップレベルの競技に出場するか不透明な状況となった同カップル。パパダキスは「確実に言えるのは、来季は競技に臨まないということ。その他に関しては、まだ全ての扉が開かれている」と話した。

「それほど難しい決断ではなかった。ただ、こうした決断は一度もしたことがなかったから、(自分たちの心の中で)認めるのは難しかった」

「お互いに休養が必要で、秋に競技を再開しないというのは、はっきりしていたと思う」 (c)AFP