【6月20日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は19日、ロシアが今週、攻撃を強める公算が大きいとの見方を示した。

 ゼレンスキー氏は夜の定例演説で「明らかにロシアは今週、敵対行為を強めてくるとみている」と語った。同時に「われわれには備えができている」とも述べた。

 ウクライナ軍はこの日、東部セベロドネツク(Severodonetsk)近郊の複数の集落で、ロシア軍を撃退したと主張した。

 同軍はフェイスブック(Facebook)で「われわれの部隊はセベロドネツク南郊の集落トシキフカ(Toshkivka)でロシア軍の攻撃を押し返した」と投稿。ロシア軍はさらに南の地点にも攻勢をかけているとしている。

 ゼレンスキー氏は戦闘は「激しい」と認めながらも、「わが軍は持ちこたえている」と語った。(c)AFP/Benoit Finck with Anna Malpas in the Donbas