【6月19日 AFP】バングラデシュとインドの当局によると、モンスーンの豪雨の影響で18日までに少なくとも59人が死亡した。洪水で数百万人が取り残され、避難できずにいる。

 バングラデシュでは北東部の広い地域でここ1週間、豪雨が続いている。洪水により孤立化した地域では、軍が救助に当たっている。

 警察はAFPに対し、17日午後から全国で落雷が相次ぎ、少なくとも21人が死亡したと述べた。南東部の港湾都市チッタゴン(Chittagong)では、民家に土砂が押し寄せ4人が死亡したという。

 インド北東部メガラヤ(Meghalaya)州では、土砂災害や河川の増水、洪水により、16日以降、少なくとも16人が死亡したと州首相がツイッター(Twitter)に投稿した。

 隣接するアッサム(Assam)州の災害対応当局によると、5日連続の豪雨で洪水が起き、260万人以上が影響を受けた。各地で洪水と土砂災害が発生し、16日からこれまでに18人が死亡した。

 予報では、バングラデシュとインド北東部の川の上流域では今後2日間は豪雨が続き、洪水被害の拡大が懸念される。(c)AFP/Mohammad Ali MAZED