【6月19日 AFP】女子テニス、元世界ランキング1位の大坂なおみ(Naomi Osaka)が18日、27日開幕のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)をアキレス腱(けん)のけがのため欠場することを発表した。

 2年連続でウィンブルドンを欠場することになった大坂はツイッター(Twitter)に、「アキレス腱がまだ本調子ではない。また会いましょう」と投稿した。

 ウィンブルドンをめぐっては、大会を主催するオールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(AELTC)が、ロシアによるウクライナ侵攻を理由にロシアとベラルーシの選手を出場禁止にしたことを受け、男子プロテニス協会(ATP)と女子テニス協会(WTA)は、同大会をポイントの対象から外すことに決めた。

 このため大坂はすでに欠場を考えていることを明かしていた。ツイートではウィンブルドンに具体的に言及しているわけではないが、芝のコートにいる自身の写真が添えられ、芝の絵文字も使われている。

 ウィンブルドンも大坂の投稿に対し、「すぐに完調に戻ることを願っている」と返信した。

 大坂は5月のマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2022)1回戦でアキレス腱を痛め、続くイタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2022)は欠場。前週発表されたウィンブルドンのエントリーリストに名前はあったが、前哨戦には全く出場していなかった。(c)AFP